農産物

お米

九州の水瓶、とも呼ばれる阿蘇のカルデラ 。
 日照りが続いても枯れる事を知らない、豊富で清らかな湧水が、田んぼを満たし、稲を育ててくれます。

お米(コシヒカリ)は、農薬を使わない、または微量の使用(初期に1度だけ除草剤を散布)で育てています。肥料は自家製の堆肥(牛糞と籾殻や稲わら)を施し、なたね油粕と鶏糞を使っています。

  稲は日中に光合成で澱粉をつくり、夜温がしっかり下がると、呼吸で消費することなく、お米の中に澱粉を溜め込みます。標高約480mという高原ならではの寒暖差が甘いお米を作るのです。

  種子の段階や、収穫後の管理中の消毒は一切していません。毎月一度(18日)に精米や袋詰めをして、全国にお届けしています。

あか牛

O2Farmの先代・叔父の励志(れいし)は、一度は人手不足であきらめた「あか牛」の飼育を、私たちが就農したため2004年に再開しました。

 母牛を少しずつ増やし、今では20頭の母牛と、その牛たちが出産する子牛たちで牛舎や放牧場が賑わっています。

母牛たちは基本的に草原で暮らし、出産前後を牛小屋で過ごします。生まれた子牛を約10ヶ月でセリに出す「繁殖農家」と呼ばれるスタイルです。

 あか牛たちは、阿蘇の特徴的な景観である草原を守ってくれています。また、お米の収穫後に残る稲わらを食べ、消化して出したものはお米の皮である籾殻(もみがら)と混ぜて堆肥となり、翌年の春に田んぼに戻ります。
 あか牛がいることで、O2Farmの資源循環が成り立っているのです。

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